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ひとり旅 partⅠ =旅の17日目= 3/31(土)

今日は、ジョリちゃんと別行動をする日。
ジョリちゃんが行きたいと思っているのは秋葉原のような電気街で、
マユりんは行きたくない。

ジョリちゃんも一人のほうがゆっくり心置きなく堪能できるので、
別々に行動しようという日を設けました。

前夜から、一人でどこに行こうか吟味する。
お土産系をそろそろ用意しなくちゃいけないのでチャトチャックにも行きたいし、
この間ジョリちゃんと行ったナイトバザールも、一人でじっくり見て回りたい。

市場系に行くので、暑さ対策の帽子とスリ対策のウェストポーチ(前向き)を装備して、
インターネットに夢中になっているジョリちゃんに「じゃーねー♪」と手を振って
一人ウキウキとホテルを後にする。

なのに最寄の駅「NANA」のホームで電車を待つ間のほんの数分で、
マユりん心変わりしました。

もうすぐバンコクを去るし、バンコクで会っておきたいヤツがいた。
アイツに会っておかないと、帰国後絶対に後悔しちゃうよ。
でも一人で会いに行って大丈夫かな。マユりん無事に帰ってこれるかな。。

超不安を抱えつつ、アドベンチャーが始まった。

まず、NANAのひとつ隣の駅「ASOK」まで行って、そこから地下鉄に乗る。
このあいだ乗ったけどやっぱりちょっとドキドキするよ。

アイツがいる最寄り駅は終点だからわかりやすい。
でも方向を間違えたらなんの意味もない。
掲示板をじっくり見る。
DSC00646.jpg

うん。あってるあってる。

地下鉄に乗り込んで、車内アナウンスに耳を傾ける。
そして終点についた。

問題はここから。ここまでは比較的簡単。
ここからタクシーに乗らないといけないのです。
タイ語わかんないし、行きたいところまでたどり着けるかしら。

地下から地上に出ると、さっそくタクシーとトゥクトゥクの呼び込み合戦。
「どこまで行くの?」「アイツのところまで」「150バーツ」
・・・高いのです。彼らの言い値は。
「やだ」「いくらならいいんだ」「いいのいいの、乗らないから」

といって歩いている間にも汗がドバーっと出てくる。暑いよ~。
早く自分でタクシーをつかまえたい。

何台かのタクシーを自力で止めて英語や地図やジェスチャーで
「アイツのところまで」と言うと「行かない」と言う。
もうなんなんだ。。。行ってくれるなら150バーツでもしょうがないのかな。
い~や、そんなことない。絶対に自力でなんとかするから!

妙に強気でそんなことを思っているところにまた1台タクシーが来たので
手を下げて(バンコクではタクシーを止めるとき手をななめに下げる)止めた。

サングラスの運転手が運転するタクシーが目の前に止まったので、
助手席のドアを開けてみると(これもバンコクでのシステム)、
「どこ行くの~?」と運転手が英語で!ラッキー♪この人絶対に行ってくれる、と確信する。
ちなみに運転手さん、「ここが変だよ日本人」に出ていた「ケビン」にそっくり。
※知ってる人だけ想像してみてください。

「アイツのところに行きたいの」と言うとうんうんとうなずいている。
「オッケーですか?」「もちろんさ!」

乗りました。隠し撮り。4台目だったと思います。
DSC00647.jpg


エアコンが微妙にきいていないタクシーだったけど無事乗れた。
あとは無事着くことを祈るのみ。

渋滞を避けて、なのかどうかわからないけれど、クネクネ走るケビン号。
マユりんは運転手が遠回りしていないかとか、違うところに連れて行かれないかが心配で、
外と地図を繰り返し見ながら道の名前を探すが、地図が追いつかない。
地図の読めないオンナではないのだけど、なんせ道の名前が難しい。

あー怖い、どうしよう。でもきっと大丈夫。
ケビン、見た感じそんなに悪そうな感じじゃないし(見た目は当てになりません)。

と、ケビン号は渋滞にすっぽりはまって1ミリも動かなくなった。
あーうーと言いながらイライラしているケビン。
いいんだよ、いいんだよ。確実に着いてくれればマユりんは怒ったりしないから、
ケビンもリラックスして、リラーックス。
とバックミラー越しにメッセージを送っていると、目があっちゃった。
サングラスの向こうでケビンの目が「やべー目が合ったぜ」という目つきになった。

…もっと怒らせてしまったのね。「オレを見てたな」って目をしてる。

しょうがないから笑ってみる。
バックミラー越しに数秒間見つめあった。
そしてケビンがついに口を開いた。

ケビンが突然口を開いたので一瞬ドキっとしたけれど、
ケビンが言ったのは次の言葉。「Sorry、I'v tried But…Nothing…」。

きっとこんなに文法は正しくなかったと思うのだけど、
きっとこういうことを言いたかったのだろう。
物事はポジティブに受け取りましょう。

ケビンの言った意味は、こういうことです。
「ごめんね、渋滞を避けようとしたんだけど、なのに…どうしようもなかったよ」。

「え~全然いいよ~、ケビンのせいじゃないよ~」と返しました。
ケビンに笑顔が戻る。私の英語わかったかどうかはわからないけど。

そこからお互いにリラックスしたので、もう何も心配はいらなかったです。
「ついたよ」と言われ、メーターを見てみると89バーツ(311円)。
100バーツ札をケビンにわたして「渋滞しちゃったからおつりはいいよ」と言うと、
「ありがとう、あいつはその中にいるぜ」と言ってくれました。

さー、これでアイツに会える。
敷地の中に入っていって、靴を脱いで帽子をぬいで最初の建物に入る。

ニヤニヤ笑ってくつろいでいるアイツが…いた。
DSC00649.jpg


大寝釈迦仏(ワット・ポー)です。
見てビックリだよ、ポーったら!とんでもなく大きい!
そしてとんでもなく長い!

意外とアツイ胸
DSC00652.jpg


おへそあたり
DSC00653.jpg


ひざあたり
DSC00654.jpg


やっと足
DSC00655.jpg


全身
DSC00656.jpg


大きさがまるで小型飛行機みたい!

足の裏もでかい。写真に全部おさまらない。
指先には指紋もあります。
DSC00657.jpg


ヤツの背中
DSC00659.jpg


あー大満足。これでいつでもバンコクを去れる。
ワット(お寺という意味)は、他にもたくさんあるんだけど、
もうポーに会えただけでマユりんはじゅうぶんです。

ニヒルな笑顔、そしてくつろいでいるこの姿は目に焼きついた。
すごいものを見ました。ビバポーさんでした。

満足して外に出ると、ガイドのお姉さんが話しかけてきた。
「私がガイドします(言い切った)」「ありがとうでももう見たよ♪」
「これからどこに行くのですか?」「帰るの」「どうやって?」「タクシーで」。

「それならバスに乗るといいでしょう」「バスどこから出てますか?」
「目の前から出てますよ」「何番ですか?」
「さぁ、私はわからないからその辺にいる人に聞いて(意外と不親切)」
「了解、どうも」。

そしてさらに外に出るとセキュリティーと胸にワッペンをつけたおじさんが近づいてきた。
「私はここでセキュリティーをしている者です。日本人ですか?」
「そうです」「日本人大好きです。もう中は見た?」「見た見た!」「ワット・プラケオには行った?」
「行った行った!」「あとどこに行くの?」「もう帰るの」
「どうやって?」「タクシーに乗って」「うそだろ!」

ほっといてください。今幸せなんだから。
このおじさん怪しさ100満点。
セキュリティーというワッペンがなおさら怪しい。

「じゃぁねバイバイ~」「お待ちなさいってお嬢さん」「なんでしょうか」。
とてもしつこい。

「タクシーは高いからトゥクトゥクにしなさい、今呼んであげます」
「トゥクトゥクは高くて危ないからいやなの」

「なんで~?危なくないし高くないよ~僕の友達が来るから待ってなさい」「ううん、いいの」。

あー一刻も早く帰りたい。
そこにタクシーの呼び込みが。君も呼んでないけど。。。

「ミス、どこまで?」「ファランポーンの駅まで。ちなみにいくら?」

「150バーツ」「ノ~サンキュ~」

新たな1台「ミス、どこまで?」「ファランポーン駅まで。ちなみにいくら?」

「200バーツ」「ノーサンキュー!」

絶対自力で捕まえたタクシーしかのりません。と固く誓う。
こんなバリバリ観光地の建物から出てきたばかりだからそんな金額を叩きつけられるんだ。

そう悟ったマユりんは、炎天下の中トボトボ歩き出しました。
ちょっと歩いたら公園があったはず。あそこまで行けば日陰がある。

トボトボ、トボトボ。Tシャツぐっしょり。
何台ものトゥクトゥクとタクシーがクラクションを鳴らすが一切無視。

20分くらいで公園に到着。
道に出て、タクシーを待つが全然来ない。
10分くらい立っていたら1台来た。
手を下げて止める。助手席をあけてみると、そこには初老のおじい様が。

「ファランポーン駅に行ってくれる?」「ん?なんだって?」
「ファランポーンの駅に行ってくれますか?」「あ?なんだって?」

「フ・ア・ラ・ン・ポーン・ス・テー・ショ-ン」「いいよ」

ホッ♪通じた。
乗りました。また隠し撮り。
DSC00662.jpg


中国映画に出てきそうなやせたおじいさんでした。
あだなは思いつかず。
そして、彼は回り道もせずに駅まで続くその道を素直に走り出した。
3分後、大大大渋滞にすっぽり。
5メートル進んではぴったり止まるというのを繰り返す渋滞。
運転手、ちいさ~な声で「ううう」と言っている。

英語が通じないので慰める言葉もない。

ちょっと進んでまた止まる。おじいさんうなる。
その繰り返し。
そして一旦後ろを振り向いて、「困ったな」という顔をした。
マユりん、とっさに言いました。
「マイペンライ!」

「オーケーオーケー、マイペンライ」

た・・・タイ語で会話が成立した~~~~!うれしい~。
※マイペンライとはタイ語で「気にしてないよ」とか「大丈夫!」とかの意味です。
もっとも自分に都合のいいようにも使えます。

とりあえず、少しは駅に近づいたので今がどこだか確かめたい。
歩けそうならここで降りて駅まで歩こうかな~と思って、運転手さんに話しかけてみたの。

「今、どこにいるの?もしかしてこの通りのこのあたり?」と地図を見せながら。

そこから運転手さんのお勉強が始まりました。
地図を隅からすみまで小指でなぞって、現在位置を確かめようとしています。
あ、地図読めないんだ。と気がつくが本人一生懸命。
「もういいよ~大丈夫だよ~」と言っても、
まぁ通じるわけないけど彼も応える余裕なしって感じ。
生まれて初めて地図というものを手にしたんじゃないかと思うくらい、真剣に地図を見回していました。

しばらくしてから後ろを振り向いて何か言ってる。
「なぁに?」「☆※□$#」「ん?」「あーうー」。

でも手が、指が地図の上を走ってるのでよく見てみたら、どうやら
「ここを迂回してこうやってこうやって、ここを通って駅まで行くけどいいか?」
ということを言っていることがわかった。

「オッケー」と言うと、さっそく迂回を始めました。
スイスイとは進まなかったけど、そこからはわりと早く駅に着いた。
メーターを見ると85バーツ(297円)。あれ、行きより安い。

行きと同じく、おつりはいいよ、と言って100バーツ札を渡す。
おじいさんからワイ(手を顔の前で合わせておがむタイ人のポーズ」を受けて、
タクシーを降りました。

マユりんにもできた。一人で電車とタクシーを乗りついで、行きたいところへ行けた。

ダマされることもなく、無駄なお金を払うことなく、
危ない目にあうこともなく、目的地に行けて帰ってこれた。

ひとつ大人になりました。

アドベンチャーレポで長くなったので、続きはまた別の記事にします。




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テーマ:タイ - ジャンル:旅行

2007.04.01 | | Comments(2) | Trackback(0) | 見る

コメント

デカっ!

ポーでかっ!!
でかいな~
しかも微妙な表情。。。

帰りのおじいちゃんタクシーはトヨタですね。
なかなかファンキーなタクシーシステムに笑いましたw

2007-04-05 木 22:00:22 | URL | vitz #2XIzNw9c [ 編集]

そうなの。

ポー、でかいの。
一瞬ギョッとするくらい、大きいの。
でも憎めない表情で、くつろいでるの。
こんな仏、他にいないよね。いるのかな。

バンコクのタクシーはカローラが多かったです。
無駄なものが一切車載されていないカローラは
すごく広く感じたよ。
バンコクのタクシーはメータータクシーだから、
自力で乗ると正規の料金。
だけど「ねえちゃん乗らないかい?」につかまると、
非常に高くて意味わかんないの。
だからどんなに疲れていても、
誘われたタクシーには乗っちゃダメなのです。

2007-04-10 火 19:47:32 | URL | ★vitz君へ #- [ 編集]

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プロフィール

マユりん

Author:マユりん


■主な登場人物
*ジョリちゃん*
わがままオヤジのダンナさん。
メタボに忠実にいつでも大盛り。
座右の銘:
『私は自分の運命の支配者であり、魂の主人である。』

*のりちゃん*
バンコクに暮らす翻訳家。
旅の間いっぱい遊んでもらう予定。期待してます。
好きな言葉:
『最適な言葉はたゞ一つしかない』

*マユりん*
このBlogの筆者。
現在湘南に暮らす。
チビのくせにいつも腹ペコ。
好きな言葉、
というか精神はいつもこれ。
『Why don't you take it easy!』

ご訪問ありがとう!

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