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今日ってなんにち? 後編 =旅の25日目= 4/7(土)

物価の高いシンガポールに、まさかの連泊を余儀なくされた私たち。

どうして日程を間違えるなんていう事になったのか、
二人もいて、二人ともが月日を間違えるなんてありえない。。。
こんなことになるなら、のりちゃんたちとクアラルンプールに一緒に行くか、
もう1泊マラッカに泊まって散歩を続けるか、
もしくはバスをジョホールバルで降りて、そこで散歩の1日を設けるか、
できたね。。。うん、できた。できたよーーーーーーーー!
と怒りこみ上げるも、すべて自分たちのせいなので、
お互いに一言も責め合うことなく、無言でハワイホテールに向かう。

途中、キレイなホテルの前でいちいち立ち止まり、
「ここに泊まっちゃダメなの?」と言ってみる。

ジョリちゃんが優しい声で「ダメじゃないけど・・・」といちいち対応してくれる。
ジョリちゃんはただ優しいだけじゃない。
彼はあのホテールに泊まることを、ちっともイヤだと思ってない。
むしろ、楽しみだし、安いし、あのホテールが大好き。

ホテールに着いた。
またこの階段を登るとは夢にも思っていなかった頃の自分を思い出す。
20070408662.jpg


あの頃はのりちゃん達も一緒にいて、楽しかったな~。
などと思い出にひたりつつ、2Fにあるフロントの、
中国4千年の歴史を感じさせる「夜勤担当のパーティーおじさん」のところに顔を出した。
※おじさんのことは後に解説します。

「今日から2泊ありますか?窓があってシャワーブースがあるお部屋を希望します」

この2つの条件を満たす部屋は限られているので、必死に大きな声で注文する。

「窓のある部屋は1つしか開いてないよ、VIPルームだけど、見てくる?」
とパーティーおじさんはカギを貸してくれた。

ジョリちゃんと見に行く。
部屋を見て仰天する。
DSC01253.jpg


どこがVIPルームなんだよーーー!と叫んでみる、が声が出ない。
そうです、このお部屋はドミトリー。

ドミトリー。
それは長期旅行などをする人達が、少しでも宿泊費を抑える為に
用意されている「共同部屋」のこと。
このお部屋には2階建てベッド(当然シングル)が2つ。
ロッカーも4つあって、それぞれに南京錠がついている。

小さな洗面台(お水のみ)と、小さなドレッサー、椅子1つがあるだけ。

脱力感が頂点。

まず、枕をひとつずつ、極力顔につけないように細心の注意を払いつつ、
においを・・・かいでみる。不思議なことにどれも臭わない。

ジョリちゃんを見ると笑ってる。楽しんでます。
またむかっ腹がたったがなんせ、声が出ないので抵抗もできない。

「どうする?」というので、「バンコクに帰る」と言ってみたが
「今帰ってものりちゃんたちいないんだよ?」と諭される。

もうここしかないのよね。たかが2泊だし。ま、いっか、という気分には到底なれないのだけど、
もうここしかない、というのは現実。
お金がないのではなくて、探す気力がないのです。

当然、シンガポールにも最高ホテルもあれば、
もうちょっとマシなホテルもあるのだけど、
そういうところって突然行って「今日、お部屋ありますか?」はできないと思う。
予約がナンボのホテルには、今からじゃ泊まれない。

「昼間は出かけるから、このホテールには寝るだけだよ」とジョリちゃんが言うが、
その「寝る」という行為が、このホテルの最大にイヤなところなんだよ。。。

一体、何年、何人、どんな人がこのベッドで寝たんだろう。。
このシーツは(ちゃんと洗ってあるけど)、いつから使っているんだろう。。
と、思えば思うほど気が遠くなる。

思考能力ゼロなので、「いいよぅもうここで」と言った。

パーティーおじさんのところに戻ると、今度は「スイートルーム貸切り」とはしゃいでいる。
無理して付き合いで笑顔を返し、「このお部屋でいいです」と言いました。

2泊分の料金を払って、バスタオルとタオルケットとトイレットペーパーを受け取る。

部屋に戻って荷物を置いて、どのベッドに寝るか吟味。
上の段で眠っている間に落ちたらいやなので、下の段の二つに絞る。

ここのホテールで眠るのはイヤだけど、寝るならどっぷり寝てしまって
夜中に目が覚めない方がいい、と思い、ドアから遠い方を選ぶ。

寝てみる。
スプリングが、背中に刺さるかと思うくらいマットレスがもうボロボロ。

ヒドイ。。。でもしょうがない。今夜はここで眠るのだ。

このホテールにいる時間を1分でも短くするために、街に出た。
二人が持っているシンガポールドルを数えてみるが、やっとゴハンが食べれるくらい。

タバコと飲み物を買うために、米ドルで40ドル分だけ両替し、
屋台センターへゴハンを食べに行った。
またあのテリテリ豚ゴハン。
DSC01203.jpg


ジョリちゃんも美味しそうなゴハンを買ってきて食べている。
DSC01204.jpg


お酒でも飲んで気を紛らわそうかと思うけど、売っているのはビールしかない。
マユりんはビールは飲めない。ただひたすら食べた。

気まぐれに買い物をしようと試みるが、ほしいものがひとつもなかった。
帰りに少し街を歩いていたら、有名な超高級ホテルの前を通った。
気持ちのいいシーツと、ホカホカのバスタブを想像すると本当に惨めな気分。

沈んだ気持ちのままホテールに戻ると、パーティーおじさんに声をかけられる。

さて、このパーティーおじさんとは。
ホテールは、夜と昼でフロントのおじさんが変わる。
夜はこの人。宿泊客の女性を集めてはマンゴーやパパイヤや葡萄などの
フルーツを振舞って、
「ビール飲むか?飲め飲め!パーティーだ~~♪」と楽しく騒いでいるの。

すごくやせていて、無謀な英語をしゃべりまくる人で、とても陽気。
マユりんは、このおじさんの英語は50%しか聞き取れません。
それでもほぼ問題なし。彼のテンションに合わせて笑っていればいいのです。

マンゴーをひとくちと、差し出されたチョコレートをもらって、
部屋に戻った。
もう寝るしかない。時刻は11時。
ベッドに入る。携帯のゲームをしながら寝た。
30分我慢したけど、スプリングが痛すぎてギブ。

隣のベッドに移った。そっちはスプリングがないタイプのマットレスだったけど、
人が寝るところ、特にマットレスの真ん中が沈んでいて、
どんなに端によっても、真ん中に身体が落ちてしまう。

スプリングが背中に刺さるよりはマシなので、そっちで夜を明かすことに。
案の定ちっともどっぷり寝れず、夜中に目が覚めてしまった。

一人っ子ジョリ。
二段ベッドを面白がって上の段に寝ているジョリちゃんを見てみると、
スヤスヤと寝ているので、声をかけることはできなかった。
淋しい。。。

のりちゃ~ん、戻ってきてよ~!と心の中で懇願する。
お金がないわけじゃないのに、お金はあるのに、、と気分はどん底。

孤独を抱きしめながら、必死に寝ました。
シオシオな夜。早く朝が来ないかな。。。




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テーマ:シンガポール - ジャンル:旅行

2007.04.23 | | Comments(0) | Trackback(0) | 食べる

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プロフィール

マユりん

Author:マユりん


■主な登場人物
*ジョリちゃん*
わがままオヤジのダンナさん。
メタボに忠実にいつでも大盛り。
座右の銘:
『私は自分の運命の支配者であり、魂の主人である。』

*のりちゃん*
バンコクに暮らす翻訳家。
旅の間いっぱい遊んでもらう予定。期待してます。
好きな言葉:
『最適な言葉はたゞ一つしかない』

*マユりん*
このBlogの筆者。
現在湘南に暮らす。
チビのくせにいつも腹ペコ。
好きな言葉、
というか精神はいつもこれ。
『Why don't you take it easy!』

ご訪問ありがとう!

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